エゴン・シーレ展に行ってきました!!!

皆さん、こんにちは。エニタイムフィットネス雑司が谷店の石井です。

 

お待たせしました。いや、お待たせしすぎたのかもしれません。

 

だいぶ時間が空いてしまいましたが、私、生きております、、、( ;∀;)

 

今回はタイトルにもありますように「エゴン・シーレ展」に行ってきました。そちらの所感をつづります。(もちろん、独断と偏見がてんこ盛りでございます)

 

 

エゴン・シーレ展:

www.egonschiele2023.jp

 

 

好調な芸術家のイラスト(男性)

 

まず、エゴン・シーレて誰やねん。

 

ってなった方意外と多いんじゃないでしょうか(お前の意外との範疇せますぎやろ問題は置いといて)。

 

        ”オーストリアのウィーンが生んだ若き天才”

                だそうです。

 

天才の展示会、まぁ、展示会って天才(とよばれる)の作品が並ぶものが多いんでしょうけど、”凡人の才能”が詰まった展示会かなにかがあればそういうのも見てみたいです。「○○が生んだ凡人」展、あったら面白そうじゃないですか?

 

実は、僕はこの方の存在を当店スタッフ岩﨑くんから聞きまして、頭の片隅にその情報があったんですが、上野を歩いていた時にふと、「エゴン・シーレ」の圧倒的インパクトのある自画像の広告が僕の肉のガラス玉に反射しました。次の瞬間、僕の頭の片隅にあったものが鮮明に思い起こされ、気づいたらチケット売り場の窓口で展示会のチケットを受け取っていました。

 

当日、彼の作品だけでなく、彼の言葉とともに彼の世界に触れることが出来ました。

 

なんか、ジョジョの奇妙な冒険に出てくるような自画像があったりと興味深かったです。

 

 

彼の作品は人間の生と死、そして性をテーマにしているものが多いとのことで、そのテーマ性を実際にひしひしと感じました。

 

僕は絵を専門的にやっていたわけでもないし、絵の知識があるわけでもないです。

 

そして、今まで僕は絵を見て何か、感動したりとかはあんまりなかった(記憶をさかのぼっても見当たらない)のですが、ある作品の前から動けなくなって、引きずりこまれて、感情がかき乱されて、周りに他の鑑賞客が大勢いることすら忘れて、平静を保つのが難しくなるくらいに、現実世界から一人だけ剥がされたような感覚を覚えてしまうものに出会いました。それが、「啓示」-1911、という作品です。画像は検索したら出てきます。

よそ見できないほどに強烈で鮮明で、静けさのある激しさで諭されているように感じました。「あぁ、僕は一体なにをしているんだろう」「僕はまだまだ全然やり残したことがあるじゃないか」そんな感情が沸き起こったのを覚えています。

 

 

「この人には街の景色がどのように見えてるんだろう、世界がどんな風に見えてるんだろう、どんな風に自分を表現しているんだろう」そんなことを考えながら彼の作品群に触れていました。

 

表現ってやっぱりいいなって思いました。表現の現れ方って人それぞれで、その表現(創作物)に触れることでその人の世界にお邪魔することができる。十人十色はよくいったもので、本当にそうで、、、。

 

僕たちは説明のし過ぎなんじゃないでしょうか。何かにつけて説明することを求められて、釈明や説明ばかりしている。説明はロボットやAI先生にやってもらえばいいんです。

 

僕たち人間は、表現すること(媒体は問わず)を欲しているんじゃないか。

 

音楽や本、映画やダンス、ボディビルディングSNSでの投稿だってそう。

 

僕たち人間は、自分を表現せずにはいられない生き物なんじゃないかって思うんです。

 

SNSを開けば、そこに映るのは"みんなの憧れの生活"をさらしている人がいたり、たとえそれが、"人生のほんのイチブを切り取られただけの写真"だとしても。そして、過激で攻撃的な発言をして燃えている人がいたり、ある人はフォロワーが多かったり、有名人だったり、インフルエンサーだったり、影響力のある人しか存在していないんじゃないかって容易に錯覚してしまう、、、。

 

そんな世界にいつでもアクセスできる、いや、自分の意志とは関係なく、他人の世界のイチブが知らず知らずのうちに自分の世界に音もたてずに忍び寄ってくる、そんな今の世の中だからこそ余計に、僕たちは自身の存在を問うのです、問わずにはいられない。

 

そして、僕たち、俺たち、私たちは、「ここにいるよ」、「ここに確かに存在しているよ」という存在の表明をせずにはいられないのです。それがどんなカタチであれ。

 

そんなことを彼の作品に触れて思いました。

 

以上っ。

 

石井

 

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