2022年度Mr. Olympia

こんにちは!

エニタイムフィットネス雑司が谷

スタッフの岩﨑です!

 

年内最後の更新となりました。

 

2022年12月18日。この日はとてつもない一日でしたね。

サッカーW杯決勝、M-1グランプリとイベントが盛りだくさんでした。

アルゼンチンにウエストランドと、どちらも興奮と感動を届けてくれました。

そして、ジムらしい話題といえばミスターオリンピアです。

ボディビルなどの、いわゆるボディメイク競技の世界最高峰の大会なのですが、個人的には何よりも激アツなイベントでした。

ボディメイク競技というものは、審美的競技なので審査員によってもトレンドによっても審査基準は大きく変動します。

それは、数あるカテゴリーの中でさえ細分化されるのです。

もちろん普遍的な共通認識は存在しますが、人が判断するものなので変わりゆくということです。

多くの部門の中で、注目が高かったのは3つ。

ボディビル、クラシックフィジーク、フィジークです。

身長や体重による区分けはなく、一つの部門で一人の優勝者を決めます(ボディビルのみ、体重によって212とオープンという分け方がされます)。


今回は割愛して、オープンボディビルにだけ焦点を当てます。

この競技において、優勝者の傾向からトレンドを分析することが重要です。

分かりやすく、近年の絶対王者から見てみましょう。

2011年から2017年まではフィル・ヒースという人が7連覇をしています。

この方は全体的に丸みを帯びた形やバランスが素晴らしく、ボコボコとした凹凸が王者たる所以でした。特に、後ろを向いた時の背中の迫力は他の選手と一線を画すものがありました。

 

そして若干の衰退を見せたフィルを打ち破ったのは2018年優勝の(故)ショーン・ローデンです。

この時のショーンは圧倒的で、ベテランながらも、有無を言わさぬ実力で優勝を勝ち取りました。

ボディビルというカテゴリ自体が、時代と共にとめどなく体を大きくしていく競技特性上、昔と今では大きく異なります。

特に、転換期と言えるのは1992年辺りです。

発足当時は彫像のような美しさに重きを置いていたのに対し、今は怪物のような大きさの方が優先されている事項と言えます。

それ故に、往年のボディビルを彷彿とさせる、クラシックフィジークが誕生しました。

2018年のショーンは、まさにこの2つを兼ね備えた完璧な肉体だったのです。

 

翌年の2019年にはブランドン・カリー、2020年と21年にはマムド・エルスビエイ(通称:ビッグ・ラミー)が優勝。

この3年はまさしくバルク。筋肉量の多いモンスター選手が席巻しました。

上半身なら誰にも負けないブランドンに、脚及び全身の大きさなら誰にも負けないビッグ・ラミー。

この2人が脂肪を極限まで落とし、減量を完璧にこなした末の結果です。

 

そして、今年。2022年。

調整を合わせたビッグ・ラミーには誰も勝てない。そんな意見が大半でした。

期待の新星である若手や、話題のダークホースにも注目が集まりました。

僕が今大会で応援していたのはウィリアム・ボナックとハディ・チョーパンという2人の選手です。

ウィリアムはコンディションと大会の基準・トレンドがハマってさえいれば優勝の望める選手だと思っています。

実際、過去の最高順位は2位です。

ハディは4度目の出場。毎回安定した体作りをする。バランスの良い選手です。2019年には、初登場にして3位という大健闘を成し遂げました。この年の準優勝が前述のウィリアムです。素晴らしい年でした。


さて今回。結果は大波乱となりました。

僕の応援していたウィリアムは9位でした。正直、年齢の壁もありますが基準が体の大きさという点で難しい戦いだったのかなと思います。

 

そしてもう一人のハディですが……なんと優勝をしてみせてくれました!!!

自分の応援している選手が(ミスターオリンピアの)優勝を飾るのは初めての経験だったので、興奮に打ち震えました。

ハディは今回もパンパンに膨れ上がった筋肉でバキバキの身体をしていました。背中の立体感も流石の出来栄えでした。

ハディは渡米にも苦労した経緯があったり、初登場時3位を取った時に帰国して仲間達とBBQして楽しそうにお祝いしていたのが印象的です。

優勝に歓喜している姿は素晴らしかったです。

 

どんな競技であれ、自分の応援している選手が勝ってくれるのは嬉しいですね。

 

他の選手で言えば、下馬評通り、

20代のニック・ウォーカーや、212という96kg以下級のクラスから体重を上げて転向したデレク・ランスフォードが3位と2位という大健闘の結果でした。

特にデレクのように、カテゴリを変えた翌年に2位というのは異常な事態と言えます。とても驚きました。

盛り上がりは最高だったと言えます。

 

一日にこれだけのイベントでたくさんの活力を貰えるのは、こんな時期だからこそ大切だと改めて思います。

 

 

つらつらとボディビルについて語ってしまいました。

 

一年間、たくさんの会員様とお話したりコミュニケーションがとれて良かったです。

まだ会員でない方は、来月大きいキャンペーンをするので是非ご検討頂けますと幸いです。

今年も1年間ありがとうございました。

 

来年も何卒よろしくお願い致します。

 

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