アスリートに必須の筋肉は

9/15に行われた東京オリンピックの日本代表選考マラソンに続いて、本日 9/20から

ラグビーW杯が始まりました。来年の東京オリンピックを前に、いよいよスポーツに関する話題が盛り上がってきたかと思います。

 

東京オリンピックでは、実に33競技339種目が実施される関係で、たくさんのアスリートが集まることになります。もちろんアスリートと一口にいっても、競技・種目の違いから必要とされる身体の動作や筋肉の付き方も異なるでしょう。

 

ではアスリートにとって、競技成績を向上させるために鍛えるべき、必要不可欠な筋肉とはどれでしょうか?もちろん人によって様々な意見があるとは思いますが、私はズバリ「腸腰筋」ではないかと思います。

 

腸腰筋」とは、大腰筋・小腰筋・腸骨筋の3つの筋肉の総称で、背骨から骨盤を通して大腿骨に跨っています。大胸筋や大腿筋とは違って目では確認できない深層部にあり、なかなか意識しづらい部位ではありますが、日常生活や多くのスポーツ動作をするうえで欠かせない、非常に重要な役割を果たしています。

 

主に、背骨や骨盤周辺の動きを安定させ、姿勢を維持する役割をしてくれますが、何よりも上半身と下半身を繋ぐ筋肉であるため、もし腸腰筋が弱ければ上半身と下半身の連動が悪くなり、あらゆるスポーツにおける運動動作にも影響が出るということです。陸上や球技や水泳を問わず、あらゆるスポーツには背骨周辺をしっかり安定させて、腰や体幹部分から力を出すことが、求められます。

 

このようにあらゆるアスリートにとって非常に重要な筋肉といえますが、これはアスリートに関わらず、普通の方でも日常生活をおくる上で重要な部位でもあります。なぜなら、背骨や腰まわりを支える腸腰筋が弱いと、姿勢が崩れやすくなり、運動能力が落ちたり、背中が曲がってきたり、太りやすくなったり等々、悪影響に繋がるでしょう。

 

特にデスクワークが多い方は、座りっぱなしの時間が長いことから、腸腰筋が固まりやすく、それが腰痛や下腹のふくらみの原因にもなります。そこからさらに、運動不足や血行不良による免疫力低下と老化の進行と、悪のスパイラルに陥らないようにするには、是非エニタイムで腸腰筋を動かす運動を日々取り入れてみることをお勧めします。

 

腸腰筋を動かす代表的なエクササイズは、スクワットランジやレッグレイズといろいろありますが、もしトライしてみたいという方は、お気軽にスタッフまでお問い合わせ下さい。