トレーニングは追い込めば追い込むほどいいのか!?
皆さんこんにちは、エニタイムフィットネス雑司が谷店の高本です。
本日はトレーニング量について私の考察を書いていきたいと思います。
・トレーニングにおける最大回復量
基本的にトレーニング量を増やしていくとトレーニング効果(筋肥大や筋力アップ)が大きくなることが期待できます。
1セットよりも2セット、3セットやるほうが当然効果は高いですよね?
※トレーニング量というのは1回のトレーニングで100kg×10回×3セットを行った場合、100x10x3=3000
その日のトレーニング量は3000kgということになります。
トレーニング効果の表れ方の1つとして「特定のレップ数での挙上重量の増加」があげられます。
例.デッドリフトで100kg×8回が105kg×8回になった等
筋肉量と筋力には相関関係がありますので、特定のレップ数で挙上重量が増加していれば筋肥大しており、筋力も向上しています。
筋肥大、筋力アップのメカニズムを簡単に説明すると、
トレーニング(ストレス)⇒回復⇒応答
となります。
応答というのは身体がトレーニングというストレスに対して反応し、より強く筋肉を発達させようすることです。
1回のトレーニング量が多ければ多いほどこの応答の部分は大きくなります。
1回のトレーニング量が少ないと得られる応答も小さくなります。
では、トレーニング量は多ければ多いほど良いのでしょうか?
そんなことはありません!
2.トレーニングにおける最大回復量
人間にはトレーニングから回復できる限界値があります。
最大回復量(Maximum Recoverable Volume)と言います。
この回復量は人によって変わりますし、その日の調子やトレーニング強度などによっても変動します。
なので数字として明確にここまでと判断することはできません。
自分のその日の調子や普段のトレーニング内容を参考にするのが重要です。
トレーニングをいつも以上に追い込んだ翌週は身体が重かったり、トレーニングの調子が落ちていたりしないですか?
そういった場合、トレーニング量を増やし過ぎていることが原因です。
トレーニング量を多くし過ぎるとオーバートレーニングに陥ってしまいます。
筋肉痛が治りにくかったり、トレーニング記録が落ちてしまうことや怪我につながる場合があります。
トレーニングが習慣化している方は、疲れ果てるまで追い込むようなトレーニングはあまりせずに、しっかり次のトレーニングまでに回復できるくらいに追い込む程度で十分です。
最近トレーニングの調子が悪いと感じている方、なかなかトレーニングの疲れが取れない方は、毎回3セット限界まで追い込んでるのを2セットに抑えるなどして、1度トレーニング量を抑えてみてもいいかもしれませんね。
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