ジムあるあるシリーズ:ワンハンド・ローイング編

皆さん、こんにちは。

 

今回は前回に続いて「ジムあるあるシリーズ」の第2弾、「ワンハンド・ローイング」を取り上げてみようと思います。

 

筋トレを始めたばかりの初心者の中には、「やってみたけど、イマイチ背中に効いている感じがしない」という意見が多く見受けられます。そのため初心者にも分かりやすくて、効果的な方法を紹介していきます。

 

まずワンハンド・ローイングとはその名の通り、片手(ワンハンド)で引く(ローイング)というもので、そのやり方を簡単にまとめると、

 

1:片手にダンベルを持ち、ベンチに片手片膝を置く

2:体は床と平行の状態で、肘を絞るようにダンベルを持ち上げる

3:肘が背中の高さを超えるところまでしっかり引く

4:奥までしっかり引いたところで、1~2秒間動きを止めてゆっくり下ろしていく

 

という、とてもシンプルな動作ですが、これらの一連の動作の中に、背中に効かせやすくするポイントがいくつもあるんです。

 

〈ワンハンド・ローイングを行う時のポイント〉

 ①腕で引くのではなく、肘から引き上げる 

ダンベルを持ち上げる時は腕から引き上げるのではなく、肘から引き上げるように意識すると上手く背中に負荷をのせることができます。イメージとしては、肘をわき腹に擦り付けるようにして、肘を引きます。またダンベルは真上に引くより、緩い曲線を描きながら床から腰の辺りまで近づけるようにすると、より背中に負荷を集中させることができます。

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①緩やかな曲線を描くように、床から腰までダンベルを引き上げる

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②引き上げる時は息を吐き、下ろす時は息を吸う

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(注)腕に効いてしまっているワンハンド・ローイング

 ⓶ワンハンド・ローイング時の呼吸法

ワンハンド・ローイングを行う際、「引き上げる時は息を吐き、下ろす時は息を吸う」ようにしましょう。動作中にこの呼吸法を意識することで、背中の収縮とストレッチ効果を高めることができます。

 

この他にも、グリップの握り方やストレッチ動作など、細かなポイントはいくつもありますが、一度に全てをこなすのは大変だと思われますので、今回は特に重要だと思うところを取り上げてみました。最近トレーニングを始めたばかりという方は、是非今回の記事を参考にしていただければと思います。もし3FのFWエリアでトライしてみたけど、イマイチ分からないという方はお気軽にスタッフまでお問い合わせ下さい。